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新排ガス規制告示
- 2007/12/14(金) 08:03:36
えー、今日は堅い話になることを最初にお断りしておきます(^^;
昨日、環境省から『新しい排ガス規制』が告示されました。
ディーゼル車に関しては予想通り、現行(新長期規制)の3分の1の数値になっていました。
具体的にはNox(窒素酸化物)が2.0→0.7へ、PM(粒子状物質)が0.027→0.001(単位:g/kWh)で、PMに関しては測定限界値に近いレベル(ほぼゼロ)という極めて厳しい基準です。
これにより、再来年から発売されるディーゼル車に関してはこの数値をクリアしていないと登録できないことになります。
大型ディーゼル車に関しては日野といすゞが排気ガス浄化装置(それぞれDPRとDPD)、日産ディーゼルと三菱ふそうが欧州では主流となっている『尿素触媒による浄化』で対応していますが、日野&いすゞの装置では現行値(新長期規制)クリアが限界と言われているので、新規制値に対応するためには尿素触媒浄化方式に変更されると思われます。
尿素式は浄化には最適なのですが、問題はインフラ面です。
日本での入手経路はディーラーと一部大手ガソリンスタンドなどに限られています。
「では、もし走行中に尿素が無くなったらどうなるのか?」と言うと日産ディーゼル車の場合、走行は可能ですがひとたびエンジンを止めたら尿素を補充しない限り、再始動はできないようになっています。
環境面を考えると妥当なシステムだと思いますが予備タンクに入れた尿素を持ち歩いていないと、もし尿素が無くなった場合、出先でエンジンが掛けられないのです。
そんな訳で尿素触媒車に関しては乗務員と車両管理者が常に残量に気を配らなければなりません。
まあ、その辺は慣れてくるにつれて気にならなくなるとは思いますが・・・
ちなみに燃料消費量に対して尿素は5%使われるそうですが、それ以上に燃費が良い(メーカーでは6%以上と謳っている)のでトータルコストは有利らしいのですが、実際はどうなんでしょうかね??
新規制値の話に戻りますが、今回の基準値は平成6年時(型式KC)と比べるとNoxで20分の1!
そしてPMではなんと100分の1!!(@_@)
確かに今回の規制強化は有効ですが、でもちょっと待って下さい。
PMに限ると、再来年発売の新型車100台とKC車1台が同じ数値になるわけです。
首都圏では基本的に所有できないKCエンジン車ですが、地方では未だ野放し状態。
こちらも同時に規制強化したほうが、環境問題にはより有効だと思うんですけどねぇ・・・
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