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白血病
- 2005/11/07(月) 22:18:38
昨日、本田美奈子.さんがわずか38年という短い生涯を閉じた。
この日は父の2度目の命日だったので私自身、神妙にしていたかったこともあり、極力
外出を控えていたのだがそんなさなか「本田美奈子.さん死去」と言う
思いもよらぬ訃報が耳に飛び込んできた。
今年になって白血病で入院していたことは知っていたが、その後は「経過良好で復帰間近」
と言うニュースを聞いたことがあったので「まさか」の気持ちだった。
同じ白血病だった渡辺謙さんも見事に復帰しているし、一昔前とは違い
新しい治療法が出てきているので彼女も完治するものだとばかり思っていた。
所属事務所のHPを見ると…
今年の1月12日に入院し、3度の化学療法や臍帯血移植(5月12日)などの治療によって7月30日に一時退院。
そして翌月24日、骨髄移植をしたがその後、染色体異常が発見され検査の結果、再発が判明。
9月24日にアメリカから届いた新薬(の抗がん剤)を投与し、結果良好だったので一時退院。
しかしながらその後、10月21日の検査にて再び染色体異常が発見され、病気と闘ってきたが、
3日に容態が急変し、6日の午前4時38分、急性骨髄白血病によって還らぬ人となりました、とある。
これを見ただけでも彼女がありとあらゆる治療法で白血病と戦ってきたかが良く分かる。
そして勇気と希望を持ってそれらの副作用や激痛に耐えてきたのにも関わらず、彼女は助からなかった。
昨年、映画やTVドラマで大ブームになった『世界の中心で愛を叫ぶ』では、
ストーリーの結びに「現在の医療技術だったら助かったかも知れない」とあった(記憶違いだったらすみません)。
しかしながら、現在の最新医療技術を持ってしても彼女の命を救うことは出来なかった…
一昨年に父が亡くなったとき、ある人から「天命だったんだから仕方がないんだよ」と言われたことがあった。
あれほど父が頑張っていたのに、そして私達家族が支え、祈っていたのに結局助からなかった。
「ふざけるな!そんなもの誰が信じるものか!!」と天命を恨んだ。
時間の経過と気持ちの変化によって、その言葉を少しずつ受け入れることが出来るようになったが、父の最期を思い出すたび、当時の思いが今も頭をよぎる。
彼女の場合はどうなんだろう?
これもまた、彼女に課せられた運命であり天命だったのかも知れない。
だが、38歳は現在の(日本人女性の)平均寿命からすると、まだ半分にも満たない年齢だ。
失われるにはあまりにも早すぎる命だった。
そして周りの人たちにとって受け入れるのには相当な時間がかかるだろう。
謹んで彼女のご冥福をお祈り申し上げます。
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