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企業体質
- 2006/04/26(水) 19:20:51
100人以上もの犠牲者を出したあのJR西日本福知山線脱線事故から昨日で一年が経った。
運転手がスピードを落としてカーブを曲がっていれば事故は防げた、と本人に責任転嫁するのは簡単だが運行ダイヤを守らないと上司からの厳しい懲罰や減俸があることを恐れたあげく、乗客の安全を忘れて無謀な速度でカーブに突っ込み、あのような大惨事を引き起こしてしまった。
事故に至る経緯を考えると一番の罪はJR西日本の企業体質にあることは明白である。
事故に伴い、それら(上司の命令は絶対。逆らえば懲罰、減俸当たり前)が表面化して少しは良くなった、
と思った矢先、一昨日山手線高田馬場駅付近の線路隆起によって6時間も不通になる事件が起きた。
今回は脱線事故にならなかったから良かったものの、一歩間違えれば一年前と同様の惨事になっていた可能性もあった。
その原因となった現場の高架下でコンクリートを流し込む新しい工法はJR独自のものだそうだ。
その工法は自信を持って他社にも売り込んでいたそうである。
技術過信も甚だしい…
JRだけではない。
某航空会社でも、運賃競争の裏で手抜き整備をしていたことが表面化したのは記憶に新しい。
日本航空でも相変わらずトラブル続出だし、リコールで一躍有名になったふそうもまたしかり。
運賃が安くなるのは大歓迎だが、それには乗客の安全確保が大前提である。
経費(と整備時間)節約のために定期点検を怠る。
コスト優先で安全軽視のモノ作り。
そして安全速度での運行より時間優先で組まれたダイヤ。
当時と比較すれば多少は良くなったのかも知れないが問題点が解決された、と言うにはまだまだ程遠い。
その姿勢を完全に改めない限り、同様の(または類似の)事故は永遠になくならないだろう。
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